ケアマネージャーの業務の流れ

介護保険におけるコンプライアンス

コンプライアンスとは、法令や社会規範、倫理を遵守することです。

 

このコンプライアンス(法令遵守)という言葉を耳にしない日はありません。

 

法令を遵守しなければ、介護支援専門員登録の取り消し、
事業所の指定取り消しとなる場合もあるというようなことを耳にすることも多いです。

 

さて、介護の現場では、法令を守り従うだけに留まらず、
倫理や道徳の向上と浸透、さらにはリスクを回避するためのルール設定や運用、
及び環境の整備等に対する積極的な姿勢を含んで、
「コンプライアンス(法令遵守)」という言葉を使用しています。

法令と法律の違い

「法令」と「法律」は異なります。

 

法令: 国会が議決する「法律」+内閣が制定する「政令」+担当省の大臣が制定する「省令」を指します。

 

法律: 国会が議決する「法律」を指します。

 

介護保険法令で確認してみると、法律、政令、省令は、
ピラミッド形のようになっていて、最も上は「法律」で、
続いて「政令」、「省令」と続き、告示、通知、事務連絡というような仕組みになり、
事務連絡が最も下のグループになります。

 

最も上の法律は数が少ないですが、法的な拘束力が強く、
下に行くほど数が多くなり、法的な拘束力は弱くなります。

 

もし、相反するような内容が示されているときは、
より上に位置づけられる内容を優先し、選択すると良いでしょう。

事業者によって法令は異なる

勤務する事業所などの種別により、運営基準が異なり、
法令が異なります。

 

ですから、ケアマネジメントのルールなども異なるので、
注意しなければなりません。

 

法令は、法律に政令、省令を加えた大きな概念です。

 

そして、法令の中でも、省令は特に数が多く、
ケアマネージャーが所属する事業所や施設などによって
守るべき運営基準である、つまり省令が異なるのです。

 

たとえば、「知り合いのケアマネージャーがそう言っていたから。」
といって、自分の事業者の法令を確認しないでいると、
間違った解釈をしてしまうかもしれません。

 

ですから、自分が働く事業所の法令をしっかり確認することが必要です。